この数十年、紅白歌合戦には毎年「ジャニーズ枠」があると言われています。
解散してしまったSMAPは大トリを務め、メンバーの中居正広さんが司会をするなど紅白でも中心的な立場で出演していました。
その枠は嵐が引き継いでいますが、嵐も来年いっぱいで活動休止が決まっています。
そして、今年はジャニー喜多川氏が亡くなられて、事務所の体制も変わりつつあります。
そんなジャニーズ事務所のグループから、今年の紅白初出場が決まったと報じられたのが「キスマイ」ことKis-My-Ft2です。
この記事では、11月9日付の「スポニチアネックス」の記事に基づいて、Kis-My-Ft2の紅白に関する話題を取り上げます。
Kis-My-Ft2というグループ
Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)は、北山宏光(34)千賀健永(28)宮田俊哉(31)横尾渉(33)藤ケ谷太輔(32)玉森裕太(29)二階堂高嗣(29)による7人組のグループです。
グループ名は、メンバーの苗字の頭文字を合わせたと言われていますが、二階堂さんだけ名前ですね。
「N」を入れられなかったんでしょうか。
また、本当の話か分かりませんが、タップダンサーのグレゴリー・ハインズが尊敬するサミー・デイビス・ジュニアの靴にキスをしたという逸話から、ジャニーさんの「尊敬されるグループに育ってほしい」との思いも込められているとスポニチには書かれています。
2011年8月に「Everybody Go」でCDデビューを果たし、その日から18日後にはデビューから最短で東京ドーム公演を実施。
2014年7月にはデビューから2年11カ月で男性アーティストとしては史上最短で4大ドームツアーを実施するなど、その後は順調に活動を続けているように見えます。
しかし、今のグループの原型となるKis-My-Ftが結成されたのは2004年。
現メンバーの7人体制になったのが2005年。
そこからデビューまでにさらに6年かかっています。
その当時のことはたびたびメディアでも語られていますが、後輩が先にデビューしていくのを見ていくのはとてもつらかったことでしょう。
キスマイの2019年紅白歌合戦の出演決定?
そんな苦労人のキスマイが、2019年の紅白歌合戦出場に出場決定!というニュースが報じられました。
内定ではなく「決定」というからには相当確度が高い情報なのでしょう。
スポニチアネックスの報道によると
2011年8月のCDデビューから9年目でかなえた悲願。来年8月に突入する10周年イヤーに向け、大きな前祝いになりそうだ。
とあります。
○○周年記念という形では、マッチやV6も出演していましたね。報道が本当なら多少10周年のことも考慮したうえでのことなのでしょうか。
紅白出場が悲願だったとは初めて聞いたような気がします。
NHK関係者は以下のように説明しているそうです。
「若い女性を中心にした人気面はもちろん、バラエティーでの経験から、さまざまな企画に対応できるという点も評価されたのでは」
記事を引用します。
4月に8枚目のアルバム「FREE HUGS!」を発表し、7月リリースの「HANDS UP」でデビュー曲から24作連続のオリコンシングルチャート1位を獲得。今月13日には25作目の「Edge of Days」を発売する。リリース面で積極的な活動となったことも初出場の要因となった。
このほか、NHKではBSプレミアムで「ザ少年倶楽部プレミアム」の司会を務めるなど、NHKへの貢献度?も評価されたのでしょうか。
キスマイの代わりに落選するグループは?
ジャニーズ枠と言われる枠の数は決まっていると思われているため、キスマイ初出場が決定なら、これまで出演していたグループのうちだれが落選するのか、が話題になっています。
ネット上の声の大半は、落選するのは「Hey!Say!JUMP」を挙げているようです。
平成の終わりとともに紅白からも姿を消してしまうのか。それとも別のグループなのか。あるいはジャニーズ枠が1つ増えるのか。
もし枠が変わらないとしたら、錦戸亮さんが脱退した関ジャニ∞も可能性はあるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
オリジナル記事はこちら
→ キスマイ 紅白初出場へ デビュー9年目の悲願 10周年へ大きな弾み